手作りのLyre(ライアー) その3

つるつるにヤスリをかけた本体に、蜜蝋ワックスを塗り込んでいきます。
学校の備品であったのに、たっぷりと贅沢に使わせていただきました。

フィリピンは都会と地方にものすごく開きがあって
こちらのウォルドルフスクールはマニラ首都圏外にあり、
本当に自然豊かで、通うたび心が健康を取り戻していくのを
すごく感じていました。

蜜蝋ワックスを塗り込んでいくと、木肌の色がだいぶ変わります。

ワックスをかける前の白い感じが好きだったし、馴染み深いような気がしていました。
アウリス社のキンダーハープの木肌は、結構白いですよね。
私はそれに見慣れている気がしていました。

https://www.crayonhouse.co.jp/shop/g/g2523150000440/

私が使っていたのは、フィリピン製のマボガニーの木でしたし
厳密には素材も違うと思うので
蜜蝋ワックスを塗った後の風合いも、だんだんと愛着が湧いてきました。

こちらの弦は、ライアー専用の弦で、
ドイツから取り寄せているものです。

ライアーを手作りし、ギターの弦を張った方もいらっしゃいましたが
ギターの弦を使用すると、音の鳴り方が力強く、ハリのある音がして
ライアーの繊細で柔らかい響きとは全く違う音が飛び出します。

弦を巻きつけるためのピンは、これはピアノの弦を巻きつけるためのピンで
フィリピン人の先生ですが、日本から取り寄せていると言っていました。

このピンを差し込む穴をドリルで開けるのですが
貫通してしまってはいけないのです。
でも、どのくらいの穴をこんな風に開けるんだよ、ということは
教えてもらえなかったです。

・・・感覚なのかな(笑)

一人ではわからなかったので、ほぼ先生が開けてくださるところに
ほんの少し手を添えてみた、というようなそんな有様で
けれど無事、穴は貫通することなく、程よい感じに開ける事ができました。

弦を張り終わって、すべての工程が終わります。

長年憧れていたシュタイナーのキンダーハープの完成です!
とても嬉しかったです。

これから、この楽器をもとにしてどんな活動をしようかなと思っていました。
大きいタイプのライアーもいつか制作してみたいな
どんなふうに演奏できるだろうか、と
夢は大きくなりました。

その後、なかなか通うタイミングが見つからず
この7弦のペンタトニックライアーを作って以降、こちらのウォルドルフスクールには
通う事が出来ていません。

このライアーづくりを通して出会ったインド出身の女性や台湾出身の女性と出会えたご縁から
世界各地のペンタトニック音階の童謡や民謡を集め
楽譜に起こしていく作業に取り掛かりました。

そちらの楽譜製作について、また別の記事でご紹介したいと思います。

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