海外の団体から不当に著作権侵害を申し立てられた時の対処法(3)

あれこれ

 

海外の団体から不当に著作権侵害を申し立てられた時の対処法(2)
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著作権侵害を申立てられた際、正当な理由があれば異議申し立てが出来ます。
ここでは、異議申立てをする時の、理由の書き方について
Japanese Kids Songで提出した異議申立て文を作成する際に気をつけたことなどを含め、お伝えしたいと思います。
異議申し立てはチャンネル名ではなく、製作者の本名で行いました。
申立て文は、日本語と英語を併記しました。


私の動画は、第三者が作曲した作品ですが、私自らがピアノ伴奏をし、
歌っているものです。
また著作権は100%JASRACで管理されているものであり、
ステータスはカバーソングとして収益受け取りの対象となっています。
主張を取り下げていただけませんでしょうか?


I do not violate copyright because I have already done my research.
I checked copyright holder who is JASRAC manages this song in practice. The status is cover song.

This movie was composed third person, but I played accompaniment piano and I sang this song by myself.
Therefore, I insist to dismiss this allegation.


日本語の文章と英語の文章を併記した理由は、著作権侵害の申立人が日本の団体なのか、
海外の団体なのかが判然としなかったためです。そのため、日本語英語の併記としました。

また、英語の文章は日本語文の翻訳というよりは
同じ内容を、英文で伝わりやすくするために文章の順番などを変えています。

英語でのクレームレターの書き方のコツ
1)言いたいこと、主張は文章の1番最初に言う。
2)その理由
3)締めの文章
というポイントを押さえるとよいということです。
日本語での文章は、取り下げをお願いする形で書きましたが
英文は、言いたいことを最初にはっきりと提示し、メリハリをつけ、相手にわかりやすく伝える
という点が大事ということです。

この部分においては、英語の通訳、翻訳などをお仕事にされている方からアドバイスをいただきました。

異議申し立てから約1ヶ月後、こちらの主張が通り、無事に広告が表示されるようになりました。

 

 

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