Muserk Rights Managementさんに著作権侵害で申し立てられましたが、それに対して異議申し立てをしたところ
1ヶ月後には取り下げてくださったので、収益化が可能となりました。
今回は、その異議申し立てをどのように行ったかについて、詳しく書いていきます。
異議申し立てをしようと思ったきっかけは、著作権侵害で申し立てられた動画が、
YouTube側からこの動画は収益受け取りの対象です、というお知らせが出ていたからです。
JASRACの作品データベース検索サービスを確認してみました。
JASRACが著作権を管理しています、という部分もとても重要ですね。
確認したので、以下に貼っておきます。
わたしの動画は、自分で演奏しているものをアップしているものなので
カバーソング、フェアユースということになります。
インターネット配信もOKになっているのが確認出来ました。
異議申し立ては英文で書きました。
理由の説明の書き方について、悩む方もいると思うので
次の記事で詳細を書きたいと思います。
さて、異議申し立てをするとその後どうなるかというと、
直後からエスクロー という状態に変わり、動画に広告がつくようになりました。
広告はついても、収益はないという状態で申し立ててから1ヶ月ほど待ちます。
最終的に、収益化がうまくいった時
このエスクロー という状態で掲載された広告費が、1ヶ月分遡ってつけられていました。
コメント
Tomomiさん、
貴重な情報をありがとうございました。
少し質問させてください。
昨日(2021年7月27日)、私たち4人の作品である、「ウイグルと香港を忘れないで(2)」を私のYouTubeに立ち上げました。これはカバー曲です。
この時、基本情報欄では、元歌を作詞作曲と歌手を入れ、カバー曲だということを明確にし、新しい歌詞と編曲と演奏で歌ったものだと書き入れました。実際のビデオでも最初にそれらの情報を付記しています。
貴女の場合と酷似していると思いますが、矢張り、Muserk社に異議を申し立てるべきでしょうか。お知恵をお貸しくだされば幸いです。
長尾秀美 拝
長尾秀美様
コメント拝見しました。
森山良子さんの「愛する人に歌わせないで」というのがオリジナルですか。
調べましたが、この曲はJASRACが著作権を管理しているということです。
インターネット配信もOKと書かれていました。
私がこのブログ記事で異議申し立てについて情報提供したいと思った理由は、
収益化されているチャンネルで、広告収入が著作権侵害を申し立ててきたところへ行ってしまうのを防ぐために
どのようなことに気をつけて異議申し立てをすると、その主張が通るのか
という部分を公開することで、皆さんのお役に立てることがあるのではないかと思ったからです。
Muserk Rights Managementさんや、またはその他の団体さんから著作権侵害を申し立てられた時、
著作権侵害の申し立てをそのままにしておいても、その動画やチャンネル自体に影響はありません。
YouTubeチャンネルが収益化していて、広告収入を全て持っていかれてしまうのが、なんだか理不尽だなと思ったので
私は異議申し立てをして、その経過などをブログで公開したという次第です。
チャンネルが収益化していない場合でも、不服である場合には、異議申し立てをしてもよいのではと思います。
しかし、異議申し立ては慣れていないとかなりの労力なので(私も毎回めんどくさくて、すぐには着手できないことも多いです)
そのあたりはどちらを取るのがよい選択となるのか、考えてみてもいいのかもしれません。
Tomomiさん、
ご返信ありがとうございます。
あのカバー曲は、「ウイグルと香港を忘れないで(2)」という題名で、ウイグルと香港への応援歌です。私たち4人が作りました。
仮に利益が出たとすれば、既に歌に対する賛同を得ている日本ウイグル協会へ送ろうというのが私たちの考えです。
アップロードしてからまだ日が浅いし、状況を見てから異議を申し立てた方が良いかもしれませんが、どうお考えでしょうか。
この申し立てでは、(1)公益性がある、(2)カバー曲であり、(3)編曲と演奏に加え、新しい歌詞はこちらが担当しているなどを、論点にすれば良いのでしょうか。
ご教授いただければ幸いです。
長尾 拝
長尾 秀美様
YouTubeで収益化が通るのは、年間4000時間の視聴があり、チャンネル登録者が1000人以上という条件があります。
申し立てで主張したい内容が、(1)から(3)であるということであれば、主張されてよいと思います。Muserkさんには、異議申し立てを英語で書かれた方がいいですよ。
それが認められて、先方の主張が取り下げになるのかどうかは、やってみないとわからないです。
日本ウイグル協会への寄付を考えるなら、YouTubeの広告収入とは別に考える方がいいかもしれません。
YouTubeって、まじめな内容はバズらない傾向なので、収益化された後にも、寄付まで辿り着くのは難しいです。
だけど、バズらないからやらないというわけではないですし
再生回数をかせぐことがすべてではないですよね。
ご活動の内容、素晴らしいですね。
可能な限り、知っていることはすべてお伝えいたしました。がんばってください。
Tomomiさん、
ご丁寧なお返事ありがとうございました。
何かの切っ掛けではじけることがあれば別ですが、「年間4000時間の視聴があり、チャンネル登録者が1000人以上という条件」をクリアできるとは考えられません。
昨日から先ほどまで苦労して(69歳のPC音痴なので)、収録したビデオメッセージをDVDに焼き付けました。これを日本ウイグル協会へ明日送付します。
さらなるご活躍を祈念いたします。
多謝。
長尾 拝