春を待つ「くまさん」ーこぐまの二月

季節の歌

教育芸術社の小学生の音楽2に掲載されている曲です。
歌のみを録音しましたが、鍵盤ハーモニカのパートも2パートある曲です。
のちに、教科書掲載曲は他の楽器パートも録音に取り入れてみたものもあるのですが
この曲を歌った時は、そのことには思い至りませんでした。

お互いによく聴き合いながら、「気持ちを合わせて」と教科書には書いてあるので
アンサンブルを学ぶための導入にあたる曲なのだと思います。
小学校2年生で、お互いに異なる音を発する相手のことをわかりながら
自分のパートを演奏する、ということを学んでいくんですね。

この時のくまさんは2月に、少しだけ早く冬眠から目覚めてしまったので
仕方がないからまた寝る、という展開になっています。

作詞:平井多美子
作曲:市川都志春

というお二人の作品です。

春が来て、目覚めたくまさんのうたもあって
どちらが先に出来た作品なのかわからないのですが
作詞作曲も全く別の方々が作った作品でありながら
それはまるで、物語が続いているような
キャラクターが引き継がれているようなかわいいくまさんの曲です。

次の曲は、春になって目覚めたお話です。

それが、こちらになります👇👇👇

まど・みちおさんの「くまさん」です。
こちらの作品は、詩がとても有名ですが
うたっている人は他にいらっしゃらないようでした。
私は鈴木 敏朗さんが作曲した楽譜を使用しました。

春になって目覚めたくまさんですが、自分が誰なのか忘れてしまって
小川に写る自分の顔を見て、確認する「くまだった、よかったなぁ❣️」という
とてもかわいい詩になっています。

二月に、まだ吹雪の季節に早めに目覚めてしまったくまさんと
おんなじくまさんなんじゃないかな!?
歌っていると、すごくすごくそんな気がしてきました。

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