日本語で数の数え方を覚えるため、という目的で
海外での日本語継承校の幼児クラスのお子さん向けに、このムービーを作りました。
私もマニラ暮らしで手元に楽譜もありませんでしたので、伴奏も自分で考えました。
しかし、楽譜のダウンロードとコンビニ印刷 @ELLISE
「すうじの歌」ピアノ・伴奏譜
https://www.at-elise.com/elise/DODPDO00421/
コチラには、オリジナルの伴奏譜がありました。
原曲の伴奏アレンジはトリルも入っていて、
ちゃんと練習しないといけない感じです。
機会をみて、次は原曲でこの曲をアップしたいと思います。
この曲もまた、童謡の黄金期である昭和30年代に作られた曲です。
私はあんまり、センスのいい伴奏を作れなかったんですが
子どもの声で、合いの手「もくもく」とか「がぁがぁ」などが入っています。
特別に、子どもらしく元気いっぱいに!というお願いはしていなくて
自然な感じで合いの手入れてもらいました。
私は、そこがすごくいいと思っています。
声の出演をしてくれたお子さんは、日本のお子さんではないので
子どもらしく元気いっぱいに!という、日本にある、「子どもらしさ像」
そう言ったものに当てはめることなく
自然な感じで声を入れてもらいました。
そのおかげかどうか、わからないけれど
このムービーは40万再生回数を超えていきました。
特別な宣伝をすることなく、なぜかこの動画だけがぐんぐん伸びていきました。
今でもふしぎです。
この曲では、日本語での数字の言い方を学ぶのですが
歌は、数字の形が何かの形に見立てることができるので
1 えんとつ
2 がちょう
3 みみ
4 ゆみや
5 かぎ
6 おなか(・・・ぽんぽこりん)
7 らっぱ
8 だるま
9 おたまじゃくし
10 えんとつとおつきさま
と、ものの名前も覚えるのに役立ちます。
だるまが、わからないお子さんもいるかもしれませんねぇ。
先日のレッスンでは、海苔がわからなくて sea weedって言ってもわからなくて
おにぎりもわからない!食べたことない!というお子さんがいました。
もうひとつ、日本語の習得をする上で大変でもあり、
日本語らしさの中で欠かせないのがオノマトペです。
けむり モクモク
がちょう があがあ
みみ ぴくぴく
ゆみや びゅんびゅん
かぎ ガチャガチャ
おなか ぽんぽこりん
らっぱ ぷっぷぷー
だるま ごろんごろん
おたまじゃくし すいすい
ものの状態を表す、この豊富なバリエーションの言葉が
日本語の特徴ですが、理屈ではなく
音楽と一緒に、またはものの様子を見たタイミングで
「けむりがモクモクしてるね〜」などの声がけをすること
そのようなことが、お子さんの将来の国語力に大きく影響してきます!
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