この曲も昭和30年代に作られた曲です。
ピアノと歌の絡み合いが、すごいですね。
「何これー、わけわからん😵」
思うに、子どもの歌の中でも最も歌いにくい曲の一つではないでしょうか?
有名だから、なんとなくわかります。
しかしこの曲は、カオスですよね。
演奏しなくてはならない人の、ご苦労わかります!
ピアノと一緒だと、歌のパートは、音程が取れなくなるんです。
うちのお母さんが音痴で、この曲を幼少期に歌ってもらっていたから
私の音程は最初めちゃめちゃでした。
大人になってから、子どもの時に身についた変な音程を矯正しました💦
だからって、お母さんを恨んじゃいけないかなと思いますが😂
ふつうのお母さんを責められないような、高度な音楽的な作りになっている
そういう曲だということです
楽譜はこちら、一曲から購入できます。↓
アイスクリームの歌
さて、もう一度話を戻すと、この曲は昭和30年代に作られていて
かなり最先端でぶっ飛んだ曲、のカテゴリーになるのではないかな?
作詞・作曲の先生方は、これは「狙って」いたのではないかな?
と思います。
歌いやすさとは、安易さ・平易さではないとか、
子ども向けだけど子ども騙しじゃないとか
おしゃれで、洗練されていて、そうだとしても子どものうたなのだとか
それでいて詩の内容は、とても等身大の子どもの気持ちに寄り添っているもの。
というような、これらの要素をどうにかして融合させたくて、
こんなおしゃれで素敵な曲になったのだと思います。
Japanese Kids Songsでの録音、一体何回歌い直したことでしょうか💦
音程を正しく取りたいですが、必死にやるとピアノの伴奏のJazzyな流れと
相反するカタチで、硬直した音楽になり、ピアノに乗れなくなってしまいます。
なるべく音程は当たっていてそれでいて自然な流れとノリ
アイスクリームを渇望してる感じを出したいな、と思いました。
のどをおんがくたいが とおります
実際に音楽隊を登場させたムービーなどをたくさん見かけましたが
詩の中の「のどをおんがくたいが・・・」はこれは隠喩で
「まるで・・・のようだ」というメタファーだと考えます。
アイスを一口頬張ったら
うまーい😍❣️
そう思った瞬間、脳内でうまさが炸裂しちゃった様子を、
まるで音楽隊が一斉にノリノリな音楽鳴らし始めたときのよう!
そんな感じで表しているんじゃないでしょうか?
歌詞の字幕については、縦書きの詩が掲載されていましたので
そちらを参考に字幕を製作しました。
したにのせると トロン トロ
チータカ タッタッタッ おいしいね
これらは縦書きの詩の表記の通りです。
ピアノ伴奏が大変おしゃれになっていますが
弾き歌いに苦労されている先生方いらっしゃいますでしょうか?
ピアノに意識を向けすぎないのが、弾き歌うコツになります。
だからほんとに、Jazzピアノみたいだなって、気楽に弾けるとこまでいきたいですね
うーん、ピアノを間違わないようにしなくちゃ💦
という心の壁を取り払っていくことがとても大事です。
ピアノへの意識を適当にしないと歌が入っていけないんですよね。。。
元気に歌えるようになったら
そのあとにもし、(ここまで来て、それでもまだw)楽しめていたら、
ルラ ルラ ルラ あまいね
この部分では、
ピアノのズンジャ ズンジャのリズムで付点の16分音符を弾きますが
歌のリズムは!実は、8分音符なので、ピアノとうたではリズムがズレてます😂
ここ、ズラすの面白いですが、やっていると頭がカオスになってしまうようだったら
ピアノもうたも同じリズムでタイミングで歌ってしまっても構わないと思います。
Japanese Kids Songsでは、そこ、こだわりました!
ピアノとうたはズレてると思います。
聴いて発見して、「あらまおもしろい!」って
楽しんでいただけたらうれしいです。
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