でぶいもちゃん ちびいもちゃん(まど・みちお 作詞/湯山 昭 作曲)

なつかしい童謡

この曲は、秋のうたとして幼稚園や保育園で歌われることもあると思うのですが、
いもちゃんが、なにいもちゃんなのかという記載はあるのかどうか、
動画を作成する時に気になっていながら、まだ真相を突き止めていません。
初版の楽譜に、さつまいもの挿絵などが挿入されているのかどうか
探してみたいと思います。

秋のうたとして取り上げられているということを知って、さつまいもちゃんに登場してもらいました。
もしじゃがいもちゃんだったら、収穫の時期は春になりますか?

この詩は、まど・みちおさんの作品で、昭和30年代に発表された詩のひとつです。

丸々と大きく成長したおいもと、まだコロコロと小さいおいもの対比となっていて
でぶいもちゃんは、モグラとおすもう
ちびいもちゃんは、ミミズとけんか・・・

収穫する前のおいも、ツルにたくさん連なって土の中にもぐっているおいも・・・
おいもは土の中で、どんな様子で、なにをしていたのかなぁ、
おいもさんは、他にどんなことをしているのかなぁ・・・

お子さんの想像力を引き出すのに、ぴったりの曲ですね!

湯山昭先生のピアノ

♪ぶんっちゃ ぶんっちゃ ぶんっちゃ ぶんっちゃ♪

付点8分音符と16分音符の伴奏に気持ちがぐんぐん引っ張られていくようです。
この弾む感じが、この曲の中でとても大事な部分だと思います。
わくわくした気持ちを、弾んでいくピアノがサポートしてくれます。

土の中で育つおいもの様子、
おすもうしたり、けんかしたりというふうに、おいもが擬人化されています。
なぜおすもうで、けんかなのでしょうか?

わたしの考え、わたしの描いたイメージのひとつに過ぎないのですが
それはやはり、おいもはツルにたくさん連なっているから
おいもほりをしてみるとわかるんですが、おいもほりとは・・・格闘ですよね。
そう感じたことはありませんか。
どの植物であってもそうですが、収穫の時、根っこがしっかりと張っていて、それを引き抜く私たちは
本当に格闘です。負けられない感じ!
そんな風に感じました。

文献見ていないです!
ですからこれは、あくまで個人の感想ですから、
もし何か、正しい情報を探している場合は
こちらの記事は参考にしないでいただきたいと思います。

詩の内容から、どんなことを思ったのかな?という部分を掘り下げる時、
ひとりひとり違う感じ方、イメージを持つと思うんですが
それぞれを引き出してあげて、共感し、他のみんなと共有しあえるといいですよね。
自分とは違うけど、なるほど、そんな考えもあったのか、という
正解はこれ、とひとつに決まっていないものを
どんな風に感じても自由な中で、なにを感じ、それをどんなふうに人に伝えられるか。
そういう部分を大事にしていけたらいいですね。

 

 

 

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