バスごっこの楽譜は、手元に2種類ありました。
保育の四季 幼児の歌110曲集と(エー・ティー・エヌ)
誰でも知ってる童謡50選 子どもと歌おう(カワイ出版)
保育の四季ではテンポが138くらい
子どもと歌おうではテンポが126ぐらい
共に曲想は、たのしく ゆかいに です。
バスごっこの楽譜は、いろいろなレベルで弾き歌い楽譜が出版されています。
湯山昭先生のオリジナル楽譜と同じものはコチラ(@ELISEのサイトより)
https://www.at-elise.com/elise/DODPNH00056/
その他のレベルの楽譜はコチラ、全10曲分のアレンジがあり、一曲から購入ダウンロード出来るようになっています。 (クリックすると楽譜販売のページリンクが開きます)
楽譜によって、テンポ指定はだいぶ違います。
今回のムービーでは、
使用楽譜は保育の四季を選択しました。
疾走する大型バスで、テンポは138くらいで伴奏を弾きました。
この曲は2019年度保育士試験の課題曲ということです。
私がこの曲を演奏するときに気をつけていることを書いてみたいと思います。
これが試験を受ける時の、正解の演奏ですということではないので
その点に関して、先にご了承いただきたいと思います。
皆さんが演奏するにあたり、この曲で気になる所、少し苦手意識を持ってしまう所、それは
おとなりへ ハイ
この掛け声なんじゃないかと思います。
ハイって。。。
ここ歌うわけにいかないし、
一体どんな風に発すればいいのかなって、悩む方も多いんじゃないかと
私も、すぐにはうまくいかなくて試行錯誤を重ねています。
作曲の湯山昭先生は、楽譜の冒頭に
たのしく ゆかいに
と書かれています。
だから、楽しそうに、愉快そうに「ハイ」って言えるといいですよね。
楽譜上は、この部分に音程はないです。
無声音で、という時の表記でバッテン印が書かれています。
これには、実は息のスピードと音の高さが関係しています。
歌うというより、話すときのような発し方でこの部分は乗り切っていくのですが
でも私は、伴奏の音から考えて
やはり高いドの音の高さで行うのが一番しっくりくるように思いました。
高いドを歌うのではなくて、高いドの音あたりで話すっていう感じです。
やってみるとわかるんですが
めっちゃテンション高い人みたいになります😂
しかしそうすることで、たのしくゆかいに
という表現に近づくことが出来ると私は感じました。
この曲を歌う際、ハイって元気に言うためにテンションあげなくちゃ💦
ではなく、
伴奏の音にあるドの音と重ねるために違和感のないように
やっぱりドの音あたりで発すると自然かな?
ド って弾いて ハイ!
ここは歌うんじゃなくて、元気な返事みたいに
という試行錯誤ののちに、
この元気に歌って、元気にお返事する感じの「バスごっこ」が完成しました。
試験の時、間違わないようにって慎重になってしまう場合もあるかと思うんですが
間違わないことに囚われるより、
たのしくゆかいにをどんな風に表現しようかな🎶
これを普段の練習から、常に頭におきながら表現していくと
おとなりへ ハイ
という表現も、恥ずかしくなく、難しくなく
最終的に、現場でお子さんと一緒に楽しめるような歌い方になるのでは
私はそんなふうに考えています。
試験ではおそらく、一番しか演奏しないと思うんですが
この曲の楽しいところは
「おとなりへ ハイ」これは例えば、グループレッスンをされるのであれば
その場にいるお子さんの分、全員分、きっぷをじゅんに渡していきたいですね。
二番の歌詞にある、「うしろむいた ア・・・」
ここで歌い方を変えています。
上むいたり横むいたり下むいたりで、楽しい物を色々発見した後に
後ろに、寝てる人を発見します。
寝てる人を見つけたこと
そして湯山先生も2番の「ねむった!」はP(強弱記号のピアノ 弱く)で
表現してくださいと書いています。
だからそこは、思いっきり、他と違う表現をしてギャップを出す
そのギャップが大きければ大きいほどお子さん達も楽しくなってしまうんじゃないか
そんなふうに考えています
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